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予防接種

2025年7月1日より横浜市でも帯状疱疹ワクチン接種の公費助成が始まります。

当院も帯状疱疹ワクチン接種協力医療機関となっており、横浜市助成対象者への帯状疱疹ワクチン接種を実施しております。

対象者は横浜市より書類が届いていると思いますので、ご確認下さい。 (接種する際に必要な書類などを持参頂けたら、当日に接種する事も可能です。)

 

詳細はこちら(横浜市公式ホームページ)

 

・インフルエンザワクチン

・肺炎球菌ワクチン

・帯状疱疹ワクチン

・RSウイルスワクチン

・新型コロナワクチン

 

費用

実施内容 料金(税込)

インフルエンザ   自費

3800円

インフルエンザ   公費

横浜市の補助対象の方 2300円

肺炎球菌(ニューモバックス)  自費

8000円

肺炎球菌(ニューモバックス)  公費

3000円

肺炎球菌(プレベナー20)          自費

12000円

帯状疱疹(弱毒生水痘ワクチン : ビケン)  自費

8000円

帯状疱疹(不活化ワクチン : シングリックス)  自費

22000円/回

((通常、2か月以上の間隔を置いて2回接種)

帯状疱疹(弱毒生水痘ワクチン : ビケン)  公費

4000円

帯状疱疹(不活化ワクチン : シングリックス)  公費

10000円/回

((通常、2か月以上の間隔を置いて2回接種))

RSウイルス(アレックスビー)  自費 27500円

 

本年度のインフルエンザ予防接種は、当院のワクチン在庫の上限に達したため、ご予約の受付を終了いたしました。

インフルエンザワクチン接種の予約受付を開始いたします。

 

*インフルエンザ予防接種を自費で受けられる方へ

 

下記予診表をダウンロード記入の上、持参をお願いします。また、下記のインフルエンザ予防接種を受ける際の注意事項もご確認下さい。

予防接種当日に発熱や風邪症状がある場合は当院に立ち入りいただけませんので、ご予約を変更してください。

・インフルエンザ予防接種 予診表

こちらをダウンロードして下さい。

 

 

2024年 インフルエンザワクチン接種について (10月分-)

<接種期間>

ワクチンは数回に分けて入荷します。入荷の度に予約枠を増やしますのでご確認ください。

 

<対象>

  • 中学生以上の方

※12歳~17歳の方は保護者同伴でお願い致します。

※2回接種希望の方も予約は1回分ずつとなります。2回目の確約はできかねます。

 

<接種対応時間>

  • 月~金 (昼)  12時受付  (午後)  15時00分~16時
  • 土曜日 (午後)  15時00分~16時

 

  • 当日発熱(37.5℃以上)や体調のすぐれない方は当院までご連絡ください。

 

<予約方法>

自費で受けられる方はネットでの予約となります。(メールアドレスが必要となります。)

予約はこちらからお願い致します。

          ☟

インフルエンザ予防接種(自費)の予約はこちらから

予約方法の詳細に関してはこちらを確認下さい

 

横浜市の補助対象の方(65歳以上)の方は電話での予約となります。

  • お電話でご予約を受付ております。診察券番号をお手元にご用意の上、診察時間内にお電話ください。混み合っている場合はつながりにくいことがございます。
  • 受診でお越しの際は、窓口でもご予約可能です。
  • キャンセルされる方は必ず当院までご連絡をお願いします。

 

<金額>

  • 自費 3,800円(税込)
  • 横浜市の補助対象の方(65歳以上) 2,300円 (公費)

 

 
 
 

「肺炎球菌ワクチンについて」

 

肺炎球菌ワクチンが2種類あるのをご存知ですか?

肺炎は日本の死亡原因の第5位で、肺炎球菌は肺炎の主な原因菌のひとつです。強毒で、重症化しやすい特徴があり、慢性の呼吸器疾患や循環器疾患、糖尿病などの慢性疾患をお持ちの方は特にその危険度が高いです。また、肺炎で入院する事で、認知症のリスクが高くなったり、QOLの低下につながる可能性があります。そのため、高齢者の肺炎は治療だけではなく、ワクチンの接種などによる予防が勧められています。

現在、国内の肺炎球菌ワクチンは従来の「ニューモバックス」と「プレベナー20」の2種類があります。 

 

  「ニューモバックス」 「プレベナー20」
含まれる抗原の種類 23種類 20種類
抗体を作らせる力 比較的弱い 強い
効果の持続 5年間以上 長い
再接種の必要性 2回目まで5年おき 不要

 

「ニューモバックス」は肺炎球菌に対する血清型のカバーする範囲が広い事が特徴で、「プレベナー20」は肺炎球菌に対する免疫記憶を確立できるため、抗体を作る作用が強いのが特徴です。強い免疫を得るには、2剤の併用が有効です。日本呼吸器学会/日本感染症学会も併用をお勧めしています。

従来の肺炎球菌ワクチンの「ニューモバックス」を接種した方も、前回接種した時期から1年以上経っていれば、「プレベナー20」を接種する事が出来るため、興味がある方は気軽に御相談下さい。

 

肺炎球菌ワクチンと、新型コロナワクチンの両方を受ける方の接種スケジュールに関して

・新型コロナワクチンを先に受ける場合

  • 新型コロナワクチン(ファイザー社製)1回目

      ↓ 3週間あける

  • 新型コロナワクチン(ファイザー社製)2回目

      ↓ 2週間以上あける

  • 肺炎球菌ワクチン

 

・新型コロナワクチンを先に受ける場合

  • 高齢者肺炎球菌ワクチン

      ↓ 2週間以上あける

  • 新型コロナワクチン(ファイザー社製)1回目

      ↓ 3週間あける

  • 新型コロナワクチン(ファイザー社製)2回目

 

※いずれの場合も、新型コロナワクチン1回目と2回目の間には、肺炎球菌ワクチンを受けないようにご注意ください。

 

 

「帯状疱疹ワクチンについて」

 

・帯状疱疹

多くの方が子供のころにかかる「水ぼうそう」のウイルスが原因です。ウイルスが、水ぼうそうの後神経に潜伏し、ストレスや免疫力が下がったことをきっかけに「再活性化」し、帯状疱疹として発症します。体の片側の一部にピリピリとした痛みがあらわれ、その部分に赤い発疹が出てきます。痛みは徐々に増していき、夜も眠れないほど激しい場合もあります。

加齢などによる免疫力の低下が発症の原因です。日本人成人の90%以上は、このウイルスが体内に潜伏していると言われ、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。帯状疱疹は帯状疱疹後神経痛になると2割くらいの方で3か月以上痛みが続くといわれており、後々まで長く悩まされる疾患です。また、重症化すると、視力低下や失明、顔面神経麻痺などの重い後遺症が残る可能性があり、予防がとても大切です。

 

・弱毒生水痘ワクチン  「ビケン」

弱毒化された生きたウイルスが含まれている生ワクチンです。

50歳以上の方が原則対象になります。(任意接種であり、1回接種で皮下への接種となります)過去に帯状疱疹にかかっていても接種可能です。

 

このワクチン接種を受けられない方は

  • 化学療法やステロイドなど免疫を抑える治療をしている方
  • 免疫力が落ちている方(HIV感染)
  • 妊娠していることが明らかな方
  • 水痘ワクチンによる強いアレルギー症状(アナフィラキシーなど)を起こしたことがある方
  • カナマイシン、エリスロマイシンの抗生剤にアレルギー反応を起こした方
    (ワクチンにこれらの抗生剤の成分が入っています)

などがあげられます。

 

・不活化ワクチン 「シングリックス」

病原性をなくした細菌やウイルスの一部を成分としたワクチンです。

予防効果が90%以上と高く、効果の持続も10年程度見込まれます。

50歳以上の方が原則対象になります。(任意接種であり、2回接種で筋肉内への接種となります)過去に帯状疱疹にかかっていても接種可能です。

※2か月間隔で2回接種が必要となります。

 

このワクチン接種を受けられない方は

  • 明らかに発熱している方
  • 重い急性疾患にかかっていることが明らかな方
  • 過去にこのワクチンの成分によって強いアレルギー症状(アナフィラキシーなど)を起こしたことがある方
  • その他、医師が予防接種を受ける事が不適当と判断した方

などがあげられます。

 

帯状疱疹ワクチンと、新型コロナワクチンの両方を受ける方の接種スケジュールに関して

新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種できません。 新型コロナワクチンとその他のワクチンは、お互い片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。

 

帯状疱疹ワクチン接種の公費助成に関して

・2025年度の接種対象者と対象期間

「年度内に65歳を迎える方」

年齢(※)

生年月日
65歳 昭和35年4月2日生~昭和36年4月1日生

※ 令和8(2026)年4月1日時点の年齢

 

「年度内に70、75、80、85、90、95、100歳となる方及び令和7年度に限り100歳以上の方」

(令和7(2025)年度から令和11(2029)年度までの経過措置)

年齢(※2)

生年月日
70歳 昭和30年4月2日生~昭和31年4月1日生
75歳 昭和25年4月2日生~昭和26年4月1日生
80歳 昭和20年4月2日生~昭和21年4月1日生
85歳 昭和15年4月2日生~昭和16年4月1日生
90歳 昭和10年4月2日生~昭和11年4月1日生
95歳 昭和 5年4月2日生~昭和 6年4月1日生
100歳 大正14年4月2日生~大正15年4月1日生

100歳以上

~大正14年4月1日生

※1 令和7(2025)年度に限り100歳以上の方は全員対象となります。

※2 令和8(2026)年4月1日時点の年齢

 

・接種する際に必要となるもの

1.予診票

  • 令和7年度の対象者の方には、個別通知にてお送りする予定です。(送付時期は、6月下旬を予定しています。)
  • 60歳以上65歳未満の対象者や、転入等により予診票がない方等は、ご自身の本人確認書類をお持ちの上、ご自身で区の福祉保健課に行き、予診票をお受け取りください。60歳以上65歳未満の対象者の方は、1級の身体障害者手帳(身体障害者手帳申請中の場合は、申請時に提出した身体障害者診断書・意見書の写し)も併せて持参してください。

 

2.住所・氏名・生年月日を確認できるもの(健康保険証、運転免許証、マイナンバーカードなど)

  • 60歳以上65歳未満の方は、身体障害者手帳や診断書、または障害の程度が確認できるもの

 

3.1回目の予防接種済証(不活化ワクチン 「シングリックス」2回目接種の場合)

1回目の接種の後、医療機関から交付されます。組換えワクチン2回目の接種の際は、1回目の予防接種済証で接種歴を確認した後に接種を行います。必ず持参してください。

 

 

 

・RSウイルスワクチン 「アレックスビー」

RSウイルスとは一般的には子供がかかる病気で、2歳までのほぼ全ての人が感染します。その後、生涯に渡り感染を繰り返します。

成人の方が感染した場合は発熱・咳・鼻水などの軽い風邪症状で治癒することが多いですが、高齢者や基礎疾患のある方など、免疫が低下した状態で感染すると、重症化し肺炎などを引き起こすことがあります。


RSウイルスには特効薬がありませんので、治療は症状を緩和する治療、つまり対処療法のみになりますので、その予防が望まれていました。2024年1月にワクチンが発売され、60歳以上の方に予防ができるようになりました。

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